ニッポン万歳

世界的に例がないくらい短い期間で入れ替わる総理大臣、足の引っ張り合いの政治、相次ぐ警察の不祥事、自分たちの先の世代に押しつけようとしている年金問題、海外なら大規模なデモや学生運動がおこってもおかしくない。しかしながら、それでも日本はいい国だ。時事ネタを加えつつ海外と国内を比較しながらクリエイター視点でニッポン社会を再認識!

2012年02月23日

成人年齢18歳に引き下げ?

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成人年齢を今の20歳から18歳に引き下げるという法案が出ているらしい。

ありえない・・・・・。

18歳で酒、タバコ、風俗、ギャンブルが公的にできる。そんなことは20歳にならなくても密かにやっている未成年者は多いだろうし、どうでもいい。

なぜ18歳に引き下げたいのか?
あさはかかもしれないが、ぱっと思いつくのが「年金問題」の解決。支払う時期を18歳からに引き下げることで、年金納付者が必然的に増えるからだ。

それ以外に成人年齢を引き下げるための「理由」がみつからない。

そもそも僕が海外に住んでいて知らない間に今の年金制度ができあがっていた。帰国して制度の仕組みを聞いたときに返す言葉が見つからなかった・・・・。とにかく支払い期間が長い、さらにはどんどん先送りされる支給年齢。年金制度だけではないが、今いろいろと問題になっている様々な制度や社会の仕組みは「長い将来を見据えての制度」ではなく「高度経済成長の中で生きたサラリーマンを中心とした人のための目先の制度」だ。

日本航空が経営悪化に伴い企業年金の支払額を下げるということを発表したときに、ふざけるな!とばかりに会社へ抗議に出てきたリタイアした受給者達。経営が悪化して会社が倒産してしまえば、支給されるものは何もなくなってしまうのに・・・・そんなこともわからないらしい。

それはまさに今の日本社会の縮図のようなものである。

そもそも日本の年金制度に問題があるのに、その問題を見直さずに、成人年齢を18歳に引き下げるということで少しでも解決に向かおうと思っているのなら実にお粗末だ。いっそうのこと、5歳くらいまで引き下げてしまえばいいのに。

日本の教育水準は世界的に見てもけっして低くない。
もらえるかもらえないかわからない買い物に金を払う馬鹿な国民ではない。払った後に生きているか生きていないかわからない頃に届くような商品であればなおさら買わない。

まあ、今回の成人年齢18歳へ引き下げる法案の理由が下らない制度をカバーするための新たなる被害者の巻き添えのために出てたのではないことを切に願う・・・・。

それでも日本は良い国だ。
ニッポン万歳!



posted by ヒラヤマユウジ at 23:36| ニッポン万歳

2012年02月22日

社会正義示された・・・

13年という長い月日が過ぎ、ようやくひとつの裁判の判決が確定した。
死刑。
そう、光市母子惨殺の事件だ。僕個人的には、人間が人の生死を決める「死刑制度」というものに対しては、100%賛成はできないところがある。与えられた尊い命を法律によって奪うというのは僕自身の中でも本当に正しいかどうかわからない。

しかしながら、ある一線を越えてしまった犯罪に対しては、死刑という選択は間違っていないと思う。
たとえそれが少年であったとしても・・・・。

そんなことは、義務教育が終わる段階までに家庭や教育機関でしっかりと学ばせるべきことだと思う。更正のチャンスを与えるとかそういう事件の起こってしまった後のことではなく、そういう一線を越えた事件を起こらなくするためにも、事前の対応や教育が必要なのではないだろうか。

一線を越えてしまった犯罪に対しては「更正」とかではなく、その存在そのものを無くしてしまうという厳しい社会の姿勢を示す必要があるのではないだろうか。

今回の元少年に対する「死刑」の判決に対して、感情的な死刑になって当たり前の奴だから「死刑」が正しい判決ではなく、山口の光市で起きたような残忍で惨い犯罪を再発させないために、今回の判決が「死刑」となったことに対して非常に意味のある判決である。

ただこの判決がでるまでの13年という時間はあまりにも長すぎる。世の中の社会の流れがどんどん加速している中、司法制度だけは時代錯誤のような状態が現在も続いている。はっきりいって、僕よりも頭のよい連中がこの司法の現場に携わっているわけなのだから、スピーディーかつ合理的な現代社会にあった制度改革をさらに進めて欲しいものだ。

今回の死刑判決の意味はこの国にとって、とても意味のある判決であったと思う。最近では被害者でなく、加害者を擁護するような判決や対応が多すぎ、この国の司法にとっての「正義」とはいったいどこにあるのかを疑いたくなっていた。

強いて言うなら、今回の判決の考えがあの「女子高生コンクリート詰め殺人事件」時点で生かされて欲しかった。あの時点で「死刑」という判決を下せなかった司法の少年法に対する考えは未だに僕の中では「?」である。あの時点から「未成年のうちなら法を犯してもなんとかなる・・・・」という考えが社会の中で強く芽生え始めたのではないのだろうか。

オウム真理教関係の様々な事件、マツダ本社連続殺人事件、秋葉原通り魔事件、江東マンション神隠し殺人事件など、一線を越えてしまった様々な犯罪に対しても、加害者の精神鑑定云々ではなく、何の罪もない被害者がいるということを重視した日本という社会におけるしっかりとした「社会正義」「民意」にのっとった判決をだして欲しいものだ。

何はともあれ、ニッポン万歳!



posted by ヒラヤマユウジ at 04:28| ニッポン万歳

2012年02月18日

踊れ、踊れ、踊れ〜!

スーパーの店頭からトマトが消えた!

2012年2月現在、日本マーケットのトマトやトマトジュースが品薄状態になっている。
天候による不作? 震災の影響? もしくは東電の放射能?

すでに多くの人が知っていると思うが、
先日、京都大学農学研究科の河田照雄教授のチームによる「トマトはメタボ、ダイエットに効果的!」という発表の影響だ。

1日トマトを3〜4個摂取すると効果的だとか。

そのお陰でものの見事に店頭やスーパーマーケットからトマトの姿が消えた・・・・・。

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ノストラダムスでなくても、きっと多くの人がこの発表があった時に、「トマト購入が困難になる!」と予見できたのではないだろうか。

ちょっと前にはダイエットに効果的といったことで、朝バナナというのがはやり、やはり店頭からバナナの姿が消えた時があった。あの時は価格まで高騰していた。

あの朝バナナはどうなったの朝バナナは?

とにかくメディアが報じれば、日本人はすぐに踊らされる。
オイルショックの時はトイレットペーパーとティッシュが、インフルエンザではマスク、震災では食料品全般が市場からなくなった。まあ、震災は次元がちょっと違うかもしれないが、とにかくすぐにパニックになり買い占める民族だ。

僕がこの国の総理だったら、震災時の原発がもしメルトダウンしていても、絶対に僕は国民に真実を伝えないと思う。きっとそれこそ、大パニックがおこり、想像を絶するような事態になりかねないような気がする。

さて、話はちょっとずれたが、もしトマトダイエットのような報道がアメリカでおこったら、一体どのようになるだろう?

きっと日本のような買い占めはおこらないと思う。
人は人、自分は自分。メディアがなんと騒ごうと自分のスタイルを貫くのがアメリカ人。
さらには「トマトよりも、この俺がやっているダイエット方法の方が効果的!!!だぜ〜」とおしつけてくるのがアメリカ人だ。まあ、ダイエットに興味をもっているのは全国民の都会に住んでいる一部だけ。国民のほとんどはダイエットにも関心はさほどない。

僕自身はというと、どちらかというとアメリカ人よりかもしれない。メディアや情報にはあまり踊らされないタイプかもしれない。それがベストのやり方でなくても、自分がよければそれでいい・・・・って感じだ。

80年代後半、もう日本でテレビといえば、当たり前だがカラーテレビのことを指していた。しかし時同じ頃、アメリカのお店では当たり前のように、白黒のテレビが売っていた。僕の知人も「まだ使えるのになんでカラーテレビにしなくてはいけないの?こいつが壊れたら考えるよ・・・」と白黒テレビを使っていた。その当時の日本では店頭にて白黒テレビの扱いなんてありえないし、使用している人も皆無だった。

そのくらい自分のスタイルを追求するのだ。

どちらがよいかとかそういう話ではないのだが、日本人は信頼を得れば非常に踊らせやすい民族であることは間違いない。
つまり国のトップがしっかりしていれば、この国は安泰なのだ。

国民は国のトップの言うがままに従っていればいい。
たぶん、以前はそういう国だったのだと思う。

しかしトップが次々と入れ替わり、メディアのリテラシーも低下している現代において、のんきに踊っている場合ではないかもしれない。

メディアの情報を鵜呑みにするのではなく、自分なりの判断をもう少しもつことが、これからの時代を生きていくために必要なんではないだろうか・・・・・。

まあ、まずはトマトそんなに買うな!
(普通にサラダに入れて食べたい僕が買えない!笑)








posted by ヒラヤマユウジ at 22:43| ニッポン万歳